積立投資の特徴8:相場の下落時に辞めないで続けるのが大事

積立投資は早く始めるだけでなく、長く続けるのが重要です。

特に、相場の下落時に怖がらずに、継続するのが大切です。

次の図をご覧ください。

これは架空の商品の値動きの推移です(シーソーの関係で用いたグラフと同じです)。

100円からスタートして、20年間の値動きになります。

商品名等は特にありません。

赤・青・水色・紫・緑・黄色と、色で考えてください。

これらの商品に、毎年1万円の積立投資をした場合、一番利益が出るのはどの商品でしょうか?

結果は次の通りです。

最も商品の成績が悪かった黄色が1位、商品の成績が2番目に悪かった緑色が2位でした。

黄色と緑色は、商品の価格が下がっている時期が長かったので、多くの「量」を買い込むことが出来ました。

そして、最後に価格が上昇したことで、一気に投資の成績で1位と2位になれたのです。

積立投資の場合、下落時は「量」を多く買うチャンスですが、注意点があります。

投資の成績をみると、黄色や緑は投資元本(黒い線)を下回る赤字の期間が長いのです。

積立投資は、商品の「価格」が大きく下落すると、その分「量」を多く買うことができます。

しかし、その時は「価格」が下がっているため、「赤字」になる可能性も高いのです。

積立投資で1番やってはいけない事は、商品の「価格」が下落して投資の「成績」が赤字の時に、「怖い・・・」と売却してやめてしまうことです。

そこで辞めてしまっては、本来の目的である中長期的な資産づくりが出来ません。

下がっている時は「量」を買い込むチャンスという視点を忘れずに、地道に積立投資を続けましょう。

ただし、個別株式に積み立てると、倒産して株価が0円になることも考えられます。積立投資には投資信託の様に投資対象を分散するツールをオススメします。また、下落時に自信を持って続ける為にも中長期的な成長期待が持てる資産に積立投資をするのが重要です。また、1つの商品ではなく、「複数の商品」に分散して積立ましょう。

多くの人は「量」の視点を持ってないから教えてあげよう!

悲しいことに、相場の下落局面で積立投資を辞めてしまう投資家は大勢います。

せっかく積立投資をスタートしても、途中で辞めてしまったら、将来の資産づくりは達成出来ません。

下落時にも安心して積立投資を続けるには「量」の視点が必要です。

「量」の視点があれば、「下落を量を買い込むチャンス」と前向きに捉えることが出来ます。

しかし、ほとんどの日本人は、「量」の視点を持っていません。

金融業界が「平均買い付け単価」の説明ばかりしていて、「量」の説明をして来なかったからです。

それゆえ「下がったら損をする」と誤解しています。

今後、日本人は自助努力による資産形成が必要になります。

確定拠出年金の導入企業イデコつみたてNISAをスタートする人も増えています。

あなたの周りのお友達・同僚・ご家族が、相場下落時に安心して続けられる様に、積立投資の「量」の視点を教えてあげましょう!

【プロ向けメッセージ】投資の成績=量×価格で説明出来る人材を増やそう!

下落局面で投資家が辞めてしまう責任の半分は、金融業界にあります。

(半分は、過剰に損失を怖がり、すぐに短期的志向になり「不合理な選択」を行う投資家自身にあります)

金融機関・金融業界・有識者と呼ばれる人達が、これまで「量」の視点をきちんと投資家に伝えてこなかったからです。

巷に定着している「平均買付単価」の説明では、下落時のメリットや下落時に継続することの大切さを説明できません。

投資家に積立投資を継続してもらわないと、投資家の資産形成は達成出来ません。

積立投資の重要な特徴やリスクを何一つ説明出来ない「平均買付単価」の説明を撲滅して、「投資の成績=量×価格」で説明出来る人材を増やしましょう!