投資家は「利回り」よりも「引き出しやすさ」を好む

投資家はすぐに換金したがります。

商品のパフォーマンスより、「引き出しやすさ」を重視する投資家が圧倒的に多いのです。

h

これは、日本証券業協会が2012年と2015年に約6500人に行ったアンケート結果です。

薄いグリーンが2012年、ブルーが2015年の結果です。

投資家が金融商品を選ぶ際、最も重要視するのは「いつでも出し入れできる」(流動性・換金性)でした。

「元金が安全」「利回りが良い」を上回っています。

しかも、2012年・2015年の2回の調査で、両方とも1位になっています。

両年共に「いつでも出し入れができる」は、「利回りが良い」の約2倍「値上がりが期待できる」の5倍以上です。

この様に、一般的な投資家は「投資効率・収益性」よりも何かあった時にすぐに引き出せる「換金のしやすさ」を重視しているのです。

これまで、投資家がマーケットの上昇時や商品のパフォーマンスほど、リターンを得ていない状況を紹介しました。

マーケットが上がっても投資家は儲かっていない①:ダルバーの調査

マーケットが上がっても投資家は儲かっていない②:ブラックロックのリサーチ

マーケットが上がっても投資家は儲かってない③:openfolioのユーザー調査

マーケットが上がっても投資家は儲かってない④:アライアンスバーンスタインのリサーチ

一度保有したら売却せずに、ずっと持ち続けていればそれなりの利益を得られたはずなのに、多くの投資家がそれを取り逃がしてしまっているのです。

その理由は、投資家は上がっても下がっても常に値下がりの恐怖に晒されているので、少しの含み益が出たり、損失が出たら売却して現金化してしまう癖があるからです。

しかし、短期的な変動を気にしていては、中長期の資産形成は実現できません。

積立投資は早く始めて長く続けて「量」を買い込むのが重要です。

積立投資の場合、序盤・中盤の下落は「量」を買い込むチャンスです。

途中で何十回も来る下落局面に右往左往しないで、淡々と量を買い続けましょう。

当初の目的・目標を忘れないように、紙などにメモを記しておきましょう。

積立投資家は長く続けてマーケットに居続けることが重要

積立投資は長期間続けて、将来の資産を積み上げる手法です。

目先の利益や損失に一喜一憂していては、資産を作ることはできません。

その為に必要な事は「強制力」の活用です。

それと「量」の視点を持つ事です。

「量」の視点があれば、下落時も安心出来ますし、「下落を量を買い込むチャンス」と前向きに捉えることが出来るので、相場下落時も積立投資を続けやすいくなります。

「強制力」を活用し、「量」の視点を持って一喜一憂せず、将来の目標に向けて積立投資を継続しましょう!

積立投資の「量」の視点を持ってない人が大勢いるから教えてあげよう!

ほとんどの日本人は、「量」の視点を持っていません。

金融業界が「平均買い付け単価」の説明ばかりしていて、「量」の説明をして来なかったからです。

それゆえ「下がったら損をする」と誤解しています。

今後、日本人は自助努力による資産形成が必要になります。

確定拠出年金の導入企業イデコつみたてNISAをスタートする人も増えています。

あなたの周りのお友達・同僚・ご家族が、積立投資を安心して続けられる様に、積立投資の「量」の視点を教えてあげましょう!

【プロ向けメッセージ】お客様に継続してもらえる様にサポートしよう!

資産運用のアドバイザーは、投資家が「すぐに売却したがる癖」を認識しなければいけません。

そして、お客様に本当に資産運用の果実を得てもらうために、きちんと持ち続けてもらう施策や工夫を提案してあげましょう。

例えば、強制力のある制度や仕組みを活用したり、下がってお客様が不安になってる時にサポートしてあげるなどが考えられます。

運用で資産を増やすための最大の難関は、お客様が持つ不安心理です。

ドルコスト平均法を続ける間に、何十回も下落局面は訪れます。そこを上手にケアしてあげましょう。

定期的にお客様とコンタクトをとり、本来の目的を再確認して、じっくりと資産運用を続ける大切さをリマインドしてあげましょう。

これをアメリカではbehavioral coachingと呼び、資産運用のアドバイザーの大切な役割として認識されています。

サポートの有無で積立投資の成否に大きな差が出ます。

いくら投資する商品のコストが安くても、続けられなければ意味がありません。

お客様に「量」の視点を持ってもらう為に、古い「平均買い付け単価」の説明は辞めて、「投資の成績=量×価格」で正しく説明しましょう!

ドルコスト平均法ゲームを使えば、ドルコスト平均法の特徴やリスクを、誰でも簡単に、わかりやすく、興味深く説明できます。

ドルコスト平均法検定を受験して、プロとして正しく説明できる人材になりましょう。

ドルコスト平均法検定に合格すると、ドルコスト平均法アドバイザーとして認定されます。

これまで、金融業界(証券会社の数値銀行等の数値)は全くと言っていいほど積立投資を推進してきませんでした。

まだまだドルコストの伝道師、ドルコストのアドバイザーは不足しています。

質と志の高いドルコストの伝道師が1人生まれたら、数十〜数百のご家庭にドルコストが広がります。

それだけ将来お金に困る人を減らすことに繋がります。

質の高いドルコストの伝道師を増やして、将来お金で困る人を1人でも減らしましょう!

そして、ドルコスト社会を実現しましょう!

ドルコスト協会の入会もお待ちしています!