マーケットが上がっても投資家は儲かっていない②:ブラックロックのリサーチ

前回、株式市場が上昇しても利益を取り逃がす投資家が多い状況を解説しました。

今回もそれと同様の結果を示すブラックロックのリサーチを紹介します。

(ブラックロックは、運用資産が約500兆円の世界最大の資産運用会社です。)

投資家が得ていたリターンは株式市場の上昇率のわずか25%

blackrock

これは、1996年から2015年までの米国株式と、平均的な投資家が得た年率リターンの比較です。

米国株式はその期間で平均8.19%のリターンを得ていたのに対して、平均的な投資家は2.11%しかリターンを得ていません。

単純に米国株式を持っていれば、年率8.19%のリターンを得られたのに、途中で売買を繰り返したりすることで、結果として投資家が得たリターンは約1/4になってしまったのです。

投資信託は、資産形成に非常に便利なツールです。

ただし、使い方が大切です。

いつでも売買できるのは、メリットでもありデメリットにもなるからです。

積立投資を継続する為に、容易に売買しづらい強制力のある「仕組み」を活用しましょう。

「量」の視点を持って、下落時にも慌てないで継続しましょう。

当初の目標を忘れないように、紙に書いていつでも再確認出来る様にしましょう。

自信がない人は仲間を作ったり、各種サポート(自動サポート含む)を検討しましょう。

いくらコストが安くても、途中でやめてしまっては資産づくりは出来ません。

積立投資は、シーソーの関係もありますので、中長期的に成長が期待できる資産に分散すれば、細かい商品のパフォーマンスにこだわる必要はありません。

早く始めて長く続けて、将来の資産を積み上げましょう!

多くの人は「量」の視点を持ってないから教えてあげよう!

ほとんどの日本人は、「量」の視点を持っていません。

金融業界が「平均買い付け単価」の説明ばかりしていて、「量」の説明をして来なかったからです。

それゆえ「下がったら損をする」と誤解しています。

今後、日本人は自助努力による資産形成が必要になります。

確定拠出年金の導入企業イデコつみたてNISAをスタートする人も増えています。

あなたの周りのお友達・同僚・ご家族が、相場下落時に安心して続けられる様に、積立投資の「量」の視点を教えてあげましょう!

【プロ向けメッセージ】投資の成績=量×価格で説明出来る人材を増やそう!

巷に定着している「平均買付単価」の説明では、積立投資の特徴やリスクを正しく説明できません。

積立投資の重要な特徴やリスクを何一つ説明出来ない「平均買付単価」の説明を撲滅して、「投資の成績=量×価格」で説明出来る人材を増やしましょう!