積立投資の特徴1「値下がり安心」効果が重要な理由

今回は、前回の積立投資の特徴1:「値下がり安心」効果の続きです。

「値下がり安心効果」は、投資初心者に価値があります。

今回はその理由を解説します。

 人間の脳は「損失」を敏感に感じる

人間の脳は「利益」よりも「損失」を敏感に感じます。

あなたが異性の友人と高級レストランにデートに行くとします。

お会計の時に、相手の方が「今日はボーナスも入ったし、私が支払うよ」と言って3万円奢ってくれました。

この時の「喜び」をイメージしてください。

一方、相手の方がお会計時に「実はお金が無くて・・・」と言い、突然3万円奢らされました。

その後、LINEでブロックされて相手の方と連絡が取れなくなりました。

この時の「怒り」をイメージしてください。

3万円分与えられた時の「喜び」と、3万円分失った時の「怒り」はどちらが大きいでしょう?

普通の人は、後者の「怒り」が大きく感じます。

ご馳走してもらった事は時間が経てば忘れてしまう事もあるかもしれません。

しかし、強制的に奢らされた時の怒りは一生忘れないでしょう。

金額は同じ3万円ですが、受け取った「利益」より、失った「損失」の方が大きく感じてしまうのです。

この様に脳が損失に敏感な特性を「損失回避」と呼びます。

2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授によると人間の脳は、「得」より「損」を2〜2.5倍大きく感じます。

この脳が損を敏感に感じる特性を「損失回避」といいます。

「損失回避」は防衛本能

脳の「損失回避」の特性は、動物の本能に起因します。

動物の世界では、「負け」は死を意味します。

天敵に遭遇した際、相手を打ちのめして勝たなくても、逃げ切れればOKです。

ライオンに見つかったウサギは、ライオンを倒せなくても逃げ切れば良いのです。

動物は生存する為に「防衛本能」として「負け」を敏感に察知するのです。

人間の世界でも同じです。

仕事などで新しい事に「挑戦」するよりも、「ミス」や「失敗」しない事を優先する人が周りに多くいませんか?

動物や人間の脳は、本能レベルで「負け」や「損」を回避する為に、それらを敏感に感じ取っているのです。

日本人は長い下落期間を経験した

日本株式は、上図の通り1989年末から長い下落期間です。

それゆえ、投資や資産運用で「失敗した人」が大勢います。

その影響もあり、特に投資初心者ほど「投資は怖い」「投資は下がったら損をする」という誤解が根付いてます。

「損失回避」という脳の特性があるだけでなく、長い下落期間を経験しているので、なおさら下落に敏感な投資初心者が多いのです。

積立投資の「値下がり安心」効果は、その不安や恐怖を和らげてくれる非常に重要な特徴なのです。

 

これまで金融業界は、「量」の視点を説明してこなかった

しかし、多くの日本人にとって価値がある「値下がり安心」効果を、これまで銀行・証券会社・運用会社・FPなど日本の金融業界の人達は説明してきませんでした。

「平均買付単価が下がる」という間違った説明ばかりしていたからです。

(この状況をまとめたE-bookは、こちらからダウンロード出来ます。)

「値下がり安心」効果を理解するには、「量」の視点が必要です。

あなたの周りのご家族・友人・同僚もほとんどの人は「量」の視点を持っていません。

積立投資の公式を用いて、周りの人に積立投資の本当の特徴を教えてあげましょう!

積立投資の「量」の視点を周りの人に教えてあげて、認知度を高めよう!

 

これからの日本人には、自助努力による資産形成が不可欠です。

しかし、日本では金融業界が本気で推進してこなかった事もあり、まだまだ知らない人が圧倒的に多いです。

また、投資=ギャンブル・博打と誤解している人も大勢います。

あなたのお友達や同僚、ご家族の方に積立投資を教えてあげましょう!

そして、将来お金で困る人を1人でも減らす為に、正しい積立投資の知識を共有して、ドルコスト社会を実現しましょう!