マーケットが上がっても投資家は儲かってない④:アライアンスバーンスタインのリサーチ

株式市場が上昇しても利益を取り逃がす投資家が多いです。

世界の8割の投資家は成功してない

これはアライアンス・バーンスタインが2006年に発表したリサーチ結果です。

アライアンス・バーンスタインは世界22か国・48都市で業務を展開する世界有数の運用会社です。

このリサーチで、世界の投資家に「あなたは資産運用で成功していますか?」と聞いたところ、約8割は資産運用で「成功していない」と答えました。

日本より運用を積極的に取り組んでいる国の人たちが、日本よりもその様に考えています。

この頃は株式市場は全世界絶好調だった

ちなみに、2006年の手前から数年間は全世界同時株高の時期でした。

赤い矢印の期間が2006年までの数年間です。

アメリカ (クリックすると拡大します)

 

us

日本

jpn

カナダ

canada

投資家は上昇すると売りたがる

投資家は上昇すると「利益確定のために売りたがる」癖があります。

投資家が売却した後、さらに株価が上がっていくとします。

過去に、自分が「もう売っておこう」と売却した水準より値上がりしているところで、さらに買いに行けるでしょうか?

それは勇気のいることです。普通はなかなかできません。

それゆえ、マーケット自体は中長期的に上昇していても、それを取り逃がしてしまっている人が多いのです。

マーケットが上がっても投資家は儲かっていない①:ダルバーの調査

マーケットが上がっても投資家は儲かっていない②:ブラックロックのリサーチ

マーケットが上がっても投資家は儲かってない③:openfolioのユーザー調査

積立投資を続ける為に大切な2つの事

積立投資を継続する為に大切なことが2つあります。

(1) 強制力を活用する

1つ目は「強制力」です。

安易に売却できない「仕組み」を使うことで、より継続しやすくなります。

投資信託は、購入も売却も数日で出来るので流動性が高いメリットがあります。

しかし、その流動性の高さは、感情に左右されやすい投資家が長期保有する際にデメリット(弱点)にもなり得るのです。

その弱点を補うために、確定拠出年金の様に途中で現金化がしづらい「強制力」のある「仕組み」を活用するのは有効な手段です。

実際、アメリカで投資信託を単体だけで積立投資する投資家はわずか6%程度しかいません。

大半は401kやIRAなどの非課税制度を活用し、その余剰を税金メリットのない投資信託で積立ています。

人間は、感情に左右されやすい生き物です。

積立投資を続ける間に、何十回も訪れる下落局面でも一気一憂しないで済むように、「強制力」のある「仕組み」を活用しましょう。

(2) 量の視点を持つ

2つ目は「量」の視点です。

「量」の視点があれば、下落時も安心出来ますし、「下落を量を買い込むチャンス」と前向きに捉えることが出来るので、相場下落時も積立投資を続けやすいくなります。

「強制力」を活用し、「量」の視点を持って一喜一憂せず、将来の目標に向けて積立投資を継続しましょう!

積立投資の「量」の視点を持ってない人が大勢いるから教えてあげよう!

ほとんどの日本人は、「量」の視点を持っていません。

金融業界が「平均買い付け単価」の説明ばかりしていて、「量」の説明をして来なかったからです。

それゆえ「下がったら損をする」と誤解しています。

今後、日本人は自助努力による資産形成が必要になります。

確定拠出年金の導入企業イデコつみたてNISAをスタートする人も増えています。

あなたの周りのお友達・同僚・ご家族が、相場下落時に安心して続けられる様に、積立投資の「量」の視点を教えてあげましょう!

【プロ向けメッセージ】「投資の成績=量×価格」で説明出来る人材を増やそう!

巷に定着している「平均買付単価」の説明では、「量」の視点を説明できません。

それでは、下落時のメリットや下落時に継続することの大切さを説明できません。

投資家に積立投資を継続してもらわないと、投資家の資産形成は達成出来ません。

積立投資の重要な特徴やリスクを何一つ説明出来ない「平均買付単価」の説明を撲滅して、「投資の成績=量×価格」で正しく積立投資を説明出来る人材を増やしましょう!

ドルコスト社会の実現に向けて、質と志の高いドルコストの伝道師を増やしましょう!